外壁塗装の費用相場はどのくらいになるか

外壁塗装の費用相場はどのくらいになるか

長いこと住宅に住んでいると、外壁のいたみが気になってきます。
このような場合外壁塗装を考えますが、いったいどのくらいかかるのか不安になることも多いです。
外壁塗装は30坪の戸建て住宅では費用相場は60万から100万円ほどとなります。
価格の開きがあるのは、家本体の大きさや塗料の種類によるものであり、塗料が良いものであると値段も高くなっていきます。
さらに家の形によっても異なっており、デコボコとした形であると塗る手間がかかるので若干高くなることもあります。
外壁塗装の場合、塗装面積が大切になります。
塗装面積は全体の外壁の面積から窓や戸など塗装をしない部分の面積を引いたものですが、正確に計算をするとなると大変手間がかかります。
そのため一般的に延床面積に係数1.2をかけており、30坪は延床面積が99㎡なので塗装面積も109㎡から168㎡となります。
また塗料だけでなく足場代や下処理の高圧洗浄、養生や飛散防止ネットなど細かな費用もかかってくるので、トータルすると60万円はどうしてもかかってしまいます。

外壁塗装は助成金でお得に工事できることがある

外壁塗装に助成金を出している自治体があるので、見積もりで出された費用よりもお得に工事ができる可能性に期待できるのではないでしょうか。
助成金は補助金ともいわれますが、国や自治体が何かを促進したり支援したい場合に提供されるお金です。
外壁塗装は住宅の寿命を延ばすことに繫がるので、自治体レベルで費用の一部を補助していることが多いです。
住宅のメンテナンスを怠ると寿命が短くなりますし、将来的に余計にコストが掛かることになり得ます。
また耐用年数よりも早く寿命を迎えて建て替えとなると、環境負荷が無視できなくなります。
様々な理由で自治体がお金を出しているわけですが、お得になることに間違いないので、チャンスを活用しない手はないです。
外壁塗装は費用が高額になりますから、全てを負担するのは大変ですし、経済的な理由で先送りというケースも出てきます。
しかしお得に外壁塗装ができるなら検討しないのは勿体ないので、使える制度を調べたり活用を考える意味は大きいのではないでしょうか。